
ミッドタウンをメイン会場に都内各地で開催されているDESIGNTIDE TOKYO 2010に行ってきました。
最初にラブホテルを日本とオランダのデザイナーがデザインしたLLOVEに行き、その後赤坂のNidi Garalleyを経由してミッドタウンへという順序で回りました。
ちなみに上の写真が今年のタイドの袋。去年よりかは大分使いやすいものの正直使いにk(ry
最初に回ったLLOVEは日本とオランダの8組のデザイナーがラブホテルの部屋をそれぞれリデザインした実際泊まることもできる展示です。

エントランス。初っ端から下ネタ満載です。

受付。ラブホらしくピンクアクリルに鍵にはハートが。

日本人ウケしそうな植物に囲まれた落ち着いた部屋。
もっと森の中のようなのを想像してただけにちょっとガッカリ。

ライトピンクで統一され壁には聴診器などのイラストが描かれた部屋。
お医者さんごっこでもして下さいって事なんですかね?
ちなみに全面どピンクでヴィレンドルフのヴィーナスや秘宝館にでもありそうな像が置いてある日本人には馴染めなそうな部屋なんかもあります。どちらもオランダ人デザイナー作。

からくり屋敷のような部屋。人力式回転ベッド。二人しかいないのに一人が回す役にならなきゃいけないため、全く意味ないというトラップ。
他に室内の上下をナイロンの糸で張り巡らせて分断して水中を表現した部屋や部屋全体をテープで埋め尽くした部屋、内装を紙ふうせんのような皺くちゃな感じにした部屋など個性的な部屋が満載です。
ただ泊まろうという気になるかと言われるとノーサンキュー。
続いて代官山から赤坂のNidi Garalleyへ。
普通のマンションの中にあり駅から少し離れたところにあるのでちょっと分かりにくいですがサイトのACCESSに道順を詳しく書いてあります。もしくは我らのGoogle Mapで!
部屋に入ると奥にはモノスゴイお菓子の

山!

山!!

山!!!
自分は甘いもの好きなので大丈夫ですが、甘いモノが苦手な人には厳しい光景かも。
しかしかわいくて個性的なお菓子が沢山あるのでお菓子づくりが好きな女性にはよさそうです。

この展示のコンセプトがドットとストライプだけに内装もドットとストライプで統一されてます。
ちなみにメニューもドットとストライプというコース。
続いて10分ほど歩いてメイン会場のミッドタウンへ。
DESIGNTIDEは入場に1000円かかりますが、同時開催されているDesign Touchは無料で見ることができます。
そんな訳でDESIGNTIDEの気になった商品の幾つかをピックアップ。

コンセプトモデルですが広げると平らになるメガネケース。
他の素材で作ってみたりしても面白そう。
メガネケースだと平らにすることがあまりなさそうなので、下敷きとかカッターマットになるペンケースとか。(どこまで段差をなくせるかが課題

水に浮かべることができる一輪挿し。
庭に池がある人は買ってみたらどうでしょう?日本に庭に池がある人がどれだけいるんだと。
あとはお風呂で熱燗でも乗せますかね?(穴が意味ない

鳥をモチーフとした陶器の調味料入れのようです。
何か妙に顔が気に入った作品。
他にもいくつか面白い作品はあったけど、年々普通のプロダクトデザインの新製品の展示になってきてる感じがあります。こういうイベントはもっとデザイン重視のコンセプトモデル的な作品の紹介もやって欲しいなぁと。
出展企業も減っているのかちょっと寂しい感じもしました。
都内各地に分散されていても正直よっぽど気になるのがない限り見て回ろうという気にならないと思うので、ミッドタウン内か六本木周辺の歩いていける距離の所にまとめて欲しい所ですね。
このデザインタイドと毎年同時期に開催されているTOKYO DESIGNERS WEEKも明日(3日)までなのでこの祝日に好きな方に行ってみては如何でしょう。
ちなみにタイドは1000円なのに対してデザイナーズウィークは2000円と割高なのでどっちでもいいやという人は安いタイドでいいと思います。(いい加減)
ウィークは800円、タイドは500円だった頃が懐かしい・・・(確かそんぐらい
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