
国立新美術館で開催されているゴッホ展を見てきました。
気付けばもう残り1週間ちょいという事もあり、駆け込み乗車が増えてるだろうけど平日の朝に行けばそんなに混んでないだろうと思ったのが甘かった。
激混みです・・・。
ゴッホはデッサン力がずば抜けて高いという訳ではないけど(あくまで他の有名画家と比較して)、やはり特筆すべきはその色彩表現かと思います。
今展示ではゴッホの作品自体は全作品の半分程しかありませんが、サブタイトルの「こうして私はゴッホになった」とあるようにゴッホが影響を受けた画家の作品と合わせて見ることができる為、どんな画家や作品に影響を受け、どのように作品が変化してきたかがよくわかります。
ゴッホというと「耳を切り落とす」「ピストル自殺」という行為のせいか天才肌的なイメージがあるけど、27で画家を目指して独学で他の多くの画家の技法を取り入れる等どちらかというと秀才肌という感じを受けました。
また弟のテオに送った手紙も合わせて展示されていて、その内容からその時のゴッホの感情や苦悩が伝わるようでした。
ゴッホの作品を沢山みたいという人にはちょっと不満足な展示かもしれませんが、ゴッホという人間や作品の経緯を知りたいと言う人には非常に面白い展示だと思います。
ちなみに自分はこの展示でよりゴッホが好きになりました。
しかし20日(月)までと1週間を切ったので混むのを覚悟で行きましょう!
少しでも空いてる方がいいならやはり朝一がいいかと。
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